スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

おおきゃみこども

ところでおおかみこども観終わってふと思い出したことがある。

中学の時、産婦人科のなんちゃらクリニックのえらい先生に生命の神秘について語っていただける集会があって、出てくるところも全部見えてる出産映像を見せられたことがある。まんがなんかで見るあんな優しいもんじゃない、リアルな子供が産まれる瞬間、その空気、音みたいなものを初めて真っ向から見て・聞いてしまって、衝撃どころじゃなかった。体育館がとにかくざわついたし、周りは気分悪くなる子だらけだ。確かその日は部活の一年生大会当日とかぶってて、こんな映像のために大会に出れなかったのか、とそれはもうげっそりしてた。

ただ、その時、私は気づかなかったんだけれど、どうやらいつもうっさいくらい元気な体育のおんなの先生がひたすら泣いてたらしくて、なんで泣くの、先生まだでしょ。神秘が~とか言うからひたっちゃったんですか、あんな映像怖いだけじゃないか、なんてみんな口々に騒いでた。当時の私の感覚からすれば、例えばこどものいる先生なら、家庭のある先生なら、自分の中のそれとかぶるのかもって思うけど、あの先生がどうして泣いたのか、こどもがほしいのかうらやましかったのか、それともあの叫び声につられたのか、単純に、純粋にひとが生まれる瞬間に感動してたのか、母性本能的ななにかか、もしかしたら先生自身もわからないまま涙がでてきたのか、なんで泣けるのか、許容量オーバーでそれどころじゃなくて、ぐっちゃぐちゃにしたまま考えないでここまできたのだけれど。

そんでね、全然関係ないかもしれない。関係ないかもしれないんだけど。私は母ちゃんになれないし子供もいいです。そもそも結婚しない。結婚したがってた先生とは正反対なんだけど、なんだろうな、おおかみこども観てね、あのときのあの映像とはだいぶ違う、やわらかい映像の中で、でも同じく"母ちゃん"というものをまっすぐ観て、なんかもう、とにかく泣いたんだなあ。最近なにかあるたんびに結婚が、とか、相方が、とか性別がとかそんなことばっかり考えてたせいもあるのかな。まぶしかったのかな。かあちゃんと観にいっちゃったからかなぁ。かあちゃんがいるからかなぁ。ほんとはこどもがほしいのかなぁ、家族ができるのがうらやましいのかなぁ。それともそれともそれとも、どれが正しいのかは自分でもよくわからない。

で、ほんとにふと、あのとき泣いた先生のことを思い出した。なんでしょう、ここで急に思い出すのはちょっと流れ的におかしいだろうし、こじつけじゃない?とも思うかもしれないが、ああ、とストンときた。もしかしたら、あのときのあの先生と同じような気持ちに今なれてるんじゃないか、あのとき先生はこんな気分だったのかもしれないと漠然と、でも不思議と確かに思った。思っちゃった。そっか、みたいな。変な話だ。何年もたった今初めて、ようやくあのとき泣いた先生の気持ちがなんとなくわかったような気がしてすっとした。きっとあの映像をもう一回見せられたら泣くんじゃないかと思う。怖いとかじゃなくて。よくわからんけど。

はなちゃんみたいなかあちゃんになりたい、とは言えないけれど、かあちゃんてすごいな。すごいなぁ。
また観ます。



スポンサーサイト
2012-08-20 : メモ : コメント : 0 : トラックバック : 0
Pagetop
ホーム  次のページ »

あいあい

相模

Author:相模
女の子を描くのが大変好きです。気ままにまんがをかいたりらくがきをしたり興奮しています。
何かございましたらaikodesyoi☆gmail.comまでお気軽にどうぞ。(☆を@に!)


検索フォーム

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。